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2015年03月16日

休みの日に稽古も休んで受講しに行った講義

 昨日は、日曜日でしたが、家族サービスも剣道の稽古も休ませて頂いて、行政書士会の研修を受講してきました。

 科目はADR概論。日本の対話促進型同席調停を牽引してきた、レビン小林久子先生の講義でした。

 内容は、アメリカで発展してきた調停の歴史と対話促進型同席調停の解説、最後に模擬調停をご披露頂きました。

 講義の内容は、何度か拝聴しているはずなのですが、やはりまだまだ頭に入っていないこともあり、非常に勉強になりました。
 どうしても書籍や資料でしか得られない知識を、先生は海の向こうでご自身で体得していらっしゃるので、言葉の端々に重みや説得力を感じます。
 まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあると、認識を新たにしました。

 特に、ここしばらく個人的な興味で学び続けている社会心理学や経営学的なアプローチがやはりリンクしているので、一層学習欲が湧いています。
 読みたい書籍がたくさんあるのですが、時間にも限りがあるため、優先順位も考えなければなりません。

 模擬調停では、激しいやり取りは無かったものの、自分が調停人だったらどうするだろう、という視点から拝見し、先生のナチュラルなスタンスに自分の足りないところを実感しました。
 こちらもまだまだ学ぶことが多いです。

 その他にもいろいろ衝撃的な出来事もあり、自分としては良い経験をさせて頂きました。
 今後に活かせるよう、反芻して胸に留めたいと思います。

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2015年03月05日

どんなに愛情で結ばれた関係でも、危機は起こる。そのときにどうするかという話

とぶつかった場合の対処について人はどんな行動をするか、というお話です。

 そもそも書籍では恋愛関係の話として紹介されていましたが、男女間の話に限らないのではないかなぁと思いました。

 相手との関係の存続については、3つの要素で決定する、という研究があるそうです。
 3つの要素とは、

1.相手に費やした時間や労力(投資量)
2.他の人との交際で得られるもの(比較水準)
3.現在の満足度

 です。

 関係が親密になればなるほど、お互いに与える影響も大きくなるので、心のなかで葛藤が起きる可能性が高まります。
 どのようなカップルにも多かれ少なかれ対立や愛情の冷却化、無関心になる時期は訪れます。しかし、全部が全部別れに至るわけではなく、関係修復をする場合もあるわけです。

 心理学の研究では、相手とぶつかった場合の対処行動として、以下の4つのパターンがあるそうです。

解決度〈高〉
 ↑
1.待機
事態が改善することを信じてひたすら待つ
2.対話
相手と話し合ったり、第三者の助けを求めたりする
 ↓
解決度〈低〉
3.無視
相手と過ごす時間を減らす、話し合いを拒否するなどして事態の悪化を放置する
4.退去
相手と別れる、離婚するなどして関係を壊す
 積極性〈低〉←→積極性〈高〉

 4つのパターンの中では、やはり「対話」が最も関係が壊れにくいとされており、話し合いによって問題の所在を明らかにすること、互いの気持ちを理解すること、不信感を払拭すること、相手の失敗を許すこと、などが関係修復には必要だとされています。
 ただし、4つのどのパターンを選択するかは、先ほどの3要素などが影響すると言われています。

 もちろん、どのパターンを選択すべきか、ということはケース・バイ・ケースで一概に言えるわけではないし、別の問題だと思います。
 いずれにしても、こういったことを理解しながら、後悔のない選択をしたいものですね。

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2015年03月04日

成功したのは自分の能力、失敗したら環境や条件のせい、という心は誰の中にもある


girl01 最近読んだ社会心理学の本に、こんなことが書いてありました。
 「試験の前、周囲の人に、全然勉強してなくて、とわざと言った経験はないだろうか。これは自尊感情を維持するための無意識の方略である。」

 セルフ・ハンディキャッピング、と呼ばれるそうですが、課題達成の妨害となる要因を、自ら作り出しているとのことらしい。
 例えば、これで試験の結果が悪かったら、勉強しなかったことが言い訳となり、結果が良ければ、勉強しなくてもできた、と自分の能力を高く評価できるわけです。

 確かに、思い返してみると、思い当たることがたくさんあります。特に試験を受けるという経験は割と多い方だと思うためです。
 実際に、実は先日の日曜日にとある国家試験を受験しましたが、かなり余裕をかましてたので、前日の土曜日1日だけの一夜漬けでした。
 金曜日まで大阪出張だったこともあり、ある程度予想してたのですが、前日に試験対策本で勉強しながら、あ、コレは無理かも、と思いました。
 結果は惨敗。合格発表はまだですが、正答発表は翌日行われるので答え合わせをしたところ、合格点に2点足りませんでした。

 その時の一連の自分の心の流れを追うと、まさに上に書いた本にあった通りです。
 正直、試験がダメだったショックも大きかったのですが、心理学という学問分野に対する興味を今まで以上に強く感じました。

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2015年03月02日

リーダーを取り巻く人たちはどんなタイプに分けられるか


(画像はイメージです)

(画像はイメージです)

 今日読んだリーダーシップの本の中に、フォロワーシップについて言及されているところがありました。

 リーダーシップ論については、昔からいろんな理論が研究されていて、書籍もたくさん出ていますけど、フォロワーシップについてはあまり脚光を浴びてないような気がしたので新鮮でした。
 まぁ自分が読んでないだけかもしれませんが・・・。

 その本によれば、R.ケリー氏が『指導力革命』の中でフォロワーを5つのタイプに分類しているとのこと。

1)模範的フォロワー
 自主的に行動する優等生タイプで、組織の壁にぶつかっても積極的に取り組んでいく。

2)孤立型フォロワー
 模範的フォロワーが何かのきっかけにより嫌気がさし、自分は不当な扱いを受けた犠牲者だと考えている一匹狼タイプ。エネルギーを仕事ではなく組織の嫌悪へ向ける。

3)順応型フォロワー
 いわゆるごますりタイプ。組織に積極的に関与するが、リーダーに服従することが義務であると考える。

4)実務型フォロワー
 良い仕事はしたいけど、失敗は避けたいので冒険はしない現実主義者タイプ。

5)消極的フォロワー
 無気力で仕事に対する熱意がないタイプ。積極性がないので指示待ちになり、リーダーに頼る。

 なるほど、確かにそのとおり・・・。

 身に覚えありすぎて、コメントしづらいですね。
 とりあえず、模範的フォロワー目指して頑張ります。

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2015年02月27日

地域猫シンポジウム2015


neko2015 本日は、東京都行政書士会行政書士ADRセンター東京の地域猫シンポジウム2015が渋谷の行政書士会館地下講堂にて開催されました。

 非常に多くの方にお越し頂き、大盛況のうちに閉会いたしました。

 お越し頂きました皆様、ありがとうございました。

 ユキマサくんも大人気でした。

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2015年02月26日

無事、研修の講師を務め終えました。


150226adrtt 私のパートであった2日目前半の講義を本日無事終了いたしました。

 当たり前の話ではありますが、講義の目的・目標をしっかりと最初に伝え、講義の組み立てそのものを受講生に意識して頂けるように特に強調した内容にさせて頂きました。
 講義後アンケートに回答頂き、感想等を頂きましたが、お伝えしたかったところは概ね伝わり、満足いただけたようでしたので、ほっと一安心です。

 夜の懇親会も、普段接することのできない各単位会の方とお話することができ、自分自身もとても参考になるお話を伺うことができました。
 関係者の皆様ありがとうございました。

 明日は最終日ですが、自分のパートを終えて講義のサポートなので、少し気が楽です。

(写真は参加者のプライバシー等に配慮し、一部加工させて頂いています。)

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2015年02月13日

「もういっぺん言ってみろ!」と「もう一度仰って頂けますか?」は明らかに違うけど

 今読んでる集合知の本の中に、興味深いことが書いてありました。

 「極性化の進んだ集団では、言動の動機が疑われる場合が多い」

 極性化というのは、分断と細分化が強まって、自分と異なるものを「他者」「異端」「危険」と見るような状態だそうです。


(画像はイメージです)

(画像はイメージです)

 本日は、行政書士ADRセンター東京の調停人候補者実務研究会が今年度最後だったので、遅れながらも参加したのですが、調停ロールプレイを見ながら、集団でなくても同じようなことが言えるなぁと漠然と感じていました。

 同じ言葉を発していても、状況によって意味も受け取られ方も違います。

 例えば、「なぜそんなことをしていたんですか?」というセリフも、純粋な疑問からの質問と受け止められる場合もあれば、答えはわかっているのにあえて責める意図で口にしている、ということがあると思います。

 今日の研究会の事例はペットトラブルだったのですが、「今後も犬を飼い続けるつもりなんですか?」という一方当事者のセリフが、明らかに悪意に満ちている(あなたに犬を飼う資格なんかない、というようなニュアンス)のに、調停人が純粋な疑問からの質問(今後の予定としてどうなのか)と受け止め相手に答えを促したので、当事者間に溝が深まったような気がしました。

 外から見ている分にはよく分かりますが、やはり自分で臨まないとダメですね。自分自身、トレーニングの必要性を強く感じました。
 近いうちに機会を設けて行いたいと思います。

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2015年02月09日

調停をはじめるときに、伝えなければならないことは?

 メディエーション(対話促進型調停)においては、調停を始めるときに、当事者を前に調停人が挨拶をするのがセオリーになっています。
 ここで言うべきこと、言ったほうがよいこと、などいろいろありますが、趣旨としては、当事者が話し合いに臨むための準備をしてあげること、調停人と当事者の信頼関係構築の端緒とすること、手続的な説明をすること、などが挙げられます。

 この「はじめの挨拶」は、調停機関や調停人によってそれぞれ工夫をこらされていて、調停人のスタイルが反映されるところになっています。

 以下、一般的にどのような流れになるのか、私自身の例を紹介させて頂きます。
 内容については、事前に伝えなければならないことなどを整理しておく必要があるでしょう。

1.氏名の確認、自己紹介
2.今日の流れの説明、合意書作成について
3.調停人の役割、調停の目的について
4.話し合いのルール
5.別席協議(コーカス)、調停人の交代、守秘義務について
6.話し合いの始まり(申込人から)

 まず、当事者の氏名等を確認し、本人であるかどうかを確かめます。ついで、自分の自己紹介とその背景(センターの調停人であることなど)を説明します。

 次に、今日の流れ、時間や休憩のことなどについて説明し、話し合いが上手く行った結果の合意書作成についても説明します。

 さらに、調停における調停人の役割や調停の目的について、三者間で齟齬がないように確認します。ここは当事者が理解しやすいような平易な言葉を選ぶようにします。
 特に、調停は任意の話し合いであるということ、相互理解が肝要であるということ、前向き・建設的に考える良いチャンスであるということ、調停人は話の進行役であり判断をする役割は担わないということ、調停人からの法的アドバイスはしないので必要があればご自身で専門家に相談されること、決断は自分でし、決断には文明人として責任を負うこと、などを私の場合は伝えるようにしています。

 また、話し合いのルールについても重要です。私の場合は、分かりやすいように事前に3つだけ約束をしていただくようにしています。これは、話し合いを進める上で、大切な事柄なので、ご自身で調停のスタイル等を考慮の上、決められたほうが良いと思います。

 最後に、別席協議(「コーカス」と呼ばれますが、私は使わないようにしています。)、調停人の交代、守秘義務についても忘れずに説明する必要があるかと思います。
 この辺は、所属のセンター等によってルールが異なってくるのではないでしょうか。

 以上が、一通りの流れになりますが、これを終えると、話し合いが始まりますので、通常は申込人から事情を伺うことになります。
 よく言われますが、当然のように申込人から事情を聴くと、ただでさえ呼ばれた相手側の方は不信感を懐きやすいので、調停人への信頼を損なわないためにも、一言「申し込まれた方から先にお話を伺いたいと思いますが、よろしいでしょうか」と相手側の方にお声をかけられたほうが良いかと思います。もちろん、当事者双方から十分にお話を伺います、ということは予めきちんとお伝えください。

 おおまかな紹介になりましたが、参考にされると幸いです。
posted by KM at 00:00| 東京 ☁| メディエーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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